アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

魔法少女育成計画 1話

魔法少女育成計画」の第1話から。

始まりと終わりが不穏な初回。

粗筋

魔法少女に憧れる女子中学生、姫河小雪ソーシャルゲーム魔法少女育成計画」を楽しんでいたある日、ゲームのアシスタントキャラクタ、ファヴから呼びかけられ、本物の魔法少女になってしまう。「困った人の心の声が聞こえる」という能力と通常の人間より優れた身体能力を授かった小雪は、魔法少女スノーホワイト」として町の人々を助ける毎日を送る。そんなある日、小雪はファヴから、近くのエリアで活動する魔法少女たちの集まるチャットルームの存在を知らされる。チャットルームに入った小雪は、期待の新人として先輩魔法少女たちから歓迎を受ける。先輩魔法少女の一人で小雪の教育係「ラ・ピュセル」から呼び出しを受けた小雪ラ・ピュセルに会いに行く。すると、彼女の正体は幼い頃の友人、岸辺颯太ではないか。驚きつつも、魔法少女友達の颯太と共に魔法少女として活動できる喜びに小雪は浸る。そして、翌日。小雪はファヴからある通知を受ける。それは、小雪の活動地域を含むエリアの魔法少女数を半分にする、というもの。それを聞いた小雪はその意図を図りかねるように、通知の内容を復唱するのだった。

所感

同名ライトノベル原作のアニメーション作品初回。内容としては、小雪魔法少女になり、幼馴染との再会を挟みつつ活動に精を出す、という朗らかなもの。しかし、その印象を反転させて余りあるシーンが最初と最後に出てくる。最初は血を流し倒れる少女たちの中に立ち、異形の存在を打ち破り微笑を浮かべる少女の姿が映される。一方、締めくくりでは、ファヴから通知がなされる。その内容は魔法少女の人数の削減。冒頭のシーンを鑑みると、能力が消えて終わり、と単純にはいかなそうに思える。不穏な上、まだどういう展開になるか予想がつかない「まほいく」。次回以降を待ちたい。