アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Lostorage incited WIXOSS 4話

「Lostorage incited WIXOSS」の第4話から。

不穏な再会の回。

粗筋

すず子はセレクターが最終的に人格を乗っ取られてしまうということを、同じ学校所属でセレクターの御影はんなに話す。するとはんなからセレクターバトルの斡旋屋、「ブックメーカー」の情報が。早速ブックメーカーについて調査を進めるうち、すず子はブックメーカーこと里見紅(さとみ こう)への接触に成功し、はんなと共に話を聞いていると、一人の男がその場に割り込んでくる。男はセレクターで、紅から斡旋されたバトルに負けた文句と次のバトルの斡旋依頼に来たのだ。紅が男に紹介したバトルの相手の名前を聞いたすず子は驚愕する。その名は森川千夏。千夏がセレクターだと知ったすず子は男の後を追う。男と落ち合った千夏はバトルを開始。冷静な態度を崩さず、男を下す。バトル終了後、すず子は千夏との再会を喜び、千夏に話しかけるが、千夏は無表情で、幼い日にすず子と千夏で分け合ったストラップを引きちぎり、投げ捨てるのだった。

所感

今回は千夏のこのセリフで締めくくられた。

会えて良かった。

しかし、言葉とは裏腹に表情は硬く、しかもストラップを地面に放った直後でのこの発言。すず子に会えて嬉しい、と感じているとはとても思えない状況だ。第2話ですず子のことを必要でないというように言っていたことを考えると、セレクターバトルの敵としての存在として会えて良かった、と解釈することもできる。そうなれば友情の崩落は免れない。理不尽なセレクターバトルは長年の友情を破壊してしまうのか。不穏な空気に固唾を呑んでしまう。