2016-11-13 バーナード嬢曰く。 5話 アニメ 「バーナード嬢曰く。」の第5話から。しおりハッスルの回。 粗筋 三大奇書の話をしたことをきっかけに、さわ子はしおりから「ドグラ・マグラ」を借りようとするが、さわ子の無知ぶりを心配したしおりは貸すのをためらうのだった。 さわ子はプルーストの「失われた時を求めて」を読もうとするが長すぎて挫折。代わりに「さまぁ~ずの悲しいダジャレ」をおすすめの本としてしおりに紹介するのだった。 所感 今回は前半でしおりがさわ子に読書の姿勢を説くシーンが面白かった。「ドグラ・マグラ」をサブカルっぽいと気にするさわ子に、周囲の目を気にせず読むことで価値ある読書体験ができる、と熱弁。一段落してからはいつもの通り振る舞いを反省するのだが、語る姿はいつも以上に熱が入っていたように感じられた。後半でさわ子が本について語る様子に共感していたのも本好きの血のなせる業だろうか。そういった意味では、さわ子としおり、どこか近い物があるのかも知れない。