アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 133話

「プリパラ」の第133話から。

語尾(物理)の回。

粗筋

神アイドルグランプリファイナル第2戦。カードはひびき、ふわり、ファルルの「トリコロール」対あじみ、コスモ、ちゃんこの「うっちゃり☆ビッグバン・ズ」。語尾の影響を受けないように、と先攻をひびきは狙うが、思惑が外れて後攻になってしまう。ひびきはうっちゃり☆ビッグバン・ズのステージを盾を使って見るが、抵抗虚しく重傷を負ってしまう。それでも語尾のない部屋で休養を取り復活。トリコロールの一員としてパフォーマンスを披露する。そして観客の投票の結果、トリコロールが勝利し、次のステージへ駒を進めるのだった。

所感

第87話で辿り着いた「語尾の果て」を越えて今回ひびきが来たのは「語尾の彼方」。語尾が苦手だということをあじみたちが知り、自分たちのアイデンティティとも言える語尾を力技で封印する様子には驚いた。トリコロールのステージ直後にはすっかり元通りだったとは言え、ひびきがあじみたちを含めた仲間たちに思いやられていることが分かり、何だか感動してしまった。見事なステージングに、やっと女神のコーデが封印されたクリスタルも砕け始めた。そして次はSoLaMi SMILE対ノンシュガーの真中姉妹対決。否が応にも期待が高まる。

それにしても語尾の威力が凄まじい。「うっちゃり☆ビッグバン・ズ」のステージ中、質量を持った歌詞がひびきに飛来。盾を破り、最終的にひびきを壁まで吹っ飛ばす。もはや語尾恐怖症という精神的なレベルではない。ひびきにとっては有形の、文字通り凶器である。「プリパラ」がコメディー寄りの番組だったために無事の帰還を果たすことができたが、シリアスな番組(例えば「Another」)だったら命はなかったろう。ひびきが無事で良かった。本当に良かった。進んだ先のステージでも元気にパフォーマンスしてほしい。