アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

妹さえいればいい。 1話

妹さえいればいい。」の第1話から。

妹はいない初回。

粗筋

大の妹キャラ好きの小説家、羽鳥伊月は、小説家仲間の可児那由多、不破春斗、大学生の友人、白川京、義弟の千尋らと飲んで食べて喋って、楽しく過ごしつつ、今日も仕事にいそしむのだった。

所感

同名ライトノベル原作のアニメーション作品初回。シリーズ構成と脚本を原作者の平坂読が担当している。

今回は伊月の妹キャラ溺愛っぷりに目をみはった。仲間内とのゲームにも妹の話題を持ち込み、既存の妹キャラには「神」(しん)を付けて呼ぶ。その中でも作品の冒頭で展開された小説の様子は狂気をはらんだものになっており、大変に面白かった。それがあくまで作中作の話だと分かって、良かったこんな狂った妹空間はなかったんだ、と、視聴者サイドからしても安堵を覚えた。とは言え、伊月もれっきとしたプロの作家。机に向かう最後のシーンは格好良さすら感じられた。これから伊月がどんな言動を見せてくれるか期待したい。