少女終末旅行 2話
「少女終末旅行」の第2話から。
水絡みの回。
粗筋
- 吹雪の中を進むチトとユーリは建物の中に湯の通った鉄パイプを見付け、そこから湯を引いて風呂を作り、入浴した。
- チトとユーリは雪解け水が大量にたまった場所を見付け、洗濯をしたり、水の中にいた魚を焼いて食ったりした。
所感
同名ウェブコミック原作のアニメーション作品第2回。今回は2人の生きる世界の端々が見えてきた。書物の多くは世界から焼失し、Bパートのチトの
昔は海とかに沢山いたらしい。人以外の生き物なんてもう生き残ってないと思ってたけど。
というセリフから何らかの原因により生物は殆ど死滅してしまっている。題名通り「終末」の世のようである。また、2人が出発したところに「おじいさん」がいたことや、「上層」の区域があることなども分かった。彼女たちはこの世界でどこへ行くのか。この世界はどのようなものであるのか。気になることは多い。
今回から OP と ED が出てきた。両方ともチトとユーリによる歌モノである。OP はピコピコというサウンドとグルーヴの効いたメロ、そこに曲名にもなっている「動く、動く」という歌詞が乗り耳に残り、サビでの2人のダンスのような動きが癖になる。ED の背景は原作者つくみずによるアニメーション。白黒ながらポップな印象で作品の世界にマッチしている。