少女終末旅行 3話
「少女終末旅行」の第3話から。
上昇の回。
粗筋
チトとユーリは、カナザワという男に出会い、彼が持つ地図を頼りに上層へと至った。
所感
チトとユーリ以外の人物がこの世界に生きていることに驚いた。魚がいるだけでも2人が感慨を抱いているところから考えて、人間がいることが想定できなかったためだ。その男、カナザワも中々面白いキャラクタだ。地図作りを生きがいにしている、と言うのだが、何もない世界に生きているだけに、「生きがい」の持つ意味はかなり大きいだろうことは想像に難くない。それは地図と共に心中しかねなかったところからも見て取れる。果たして、この作品のキャラクタたちにとって「世界」の意義とは何なのか。今回で上層の様子も現れ、益々気になってきた。