アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

阿智村で「恋する小惑星」コラボムービーを見たりコラボカフェに行ったりして来た

長野県は阿智村で行われていた「恋する小惑星」コラボに行ってきた。詳細は以下より。

概要

阿智村は長野県の南部に位置する村。その夜空の暗さから「星がもっとも輝いて見える場所」として星空に関連するイベントを開催したり、商品を展開したりしている。

そんな阿智村と「恋する小惑星」がコラボレーションしていたのは以下の2項目。

  • 「ACHI BASE」でのコラボメニュー提供、グッズ販売
  • 「ヘブンスそのはら」のイベント「Winter Night Tour」でのコラボムービー上映

コラボメニューの提供が19:00~23:30、Winter Night Tour の取れたチケットが19:15~20:00なので、まずはコラボムービーを見に行った。

なお、ACHI BASE やヘブンスそのはらはその場所柄、公共交通機関だけではアクセスが難しいが、車を運転しなくても行くことは可能だ。それについては本エントリの最後に掲載する。

Winter Night Tour でのコラボムービー上映

ヘブンスそのはらは阿智村の中ほどに位置する高原。山の上に位置し、ふもとからロープウェイを使ってアクセスする。

Winter Night Tour 会場に着いてすぐの場所で、今回のコラボムービーは流れていた。

向かって左に見えるのが Winter Night Tour の入口、右に見えるのがムービー

ムービーでは阿智村の紹介のほか、星空自体やその観察についての知識などをまんべんなく取り上げており、最後にアニメのPR動画が流れて締めくくられていた。全編の長さは大体10分。結構見ごたえがあった。なお、流れていたのが会場の出入り口のすぐそばということもあってか、ムービーを目当てとしている人にもそうでない人にも雨の中にしては目をひかれていた印象。

ムービーでは阿智村の紹介も

Winter Night Tour 自体の流れは以下の通り。

QRコードで受付
→上りのロープウェイの時間まで待機
→時間になったらロープウェイで山頂へ移動
→下りのロープウェイの時間まで星空観察して待機
→時間になったらロープウェイでふもとまで移動
→その他の展示物を観覧して出口へ

受付からロープウェイまでの通路。プロジェクションマッピングによる演出がきれい。

演出がなされた通路

ロープウェイの手前にある全体の模式図。こんな感じで山頂まで移動する。

ふもとから山頂までの模式図

ロープウェイ搭乗場所。待機スペースには動物の足跡が。面白い。

搭乗場所の床

山頂は雨の模様。

搭乗口には山頂の天気案内が

BGMとガイドナレーションが流れるゴンドラの中は小さなランプが1つあるだけで、それも途中の演出で消すことになるため、実質暗黒。

※ほぼ黒だがゴンドラの中、右下に見えるのがランプ

本当はここで星空が見られれば良かったがそれは今回かなわず。

山頂へ到着。ウィンタースポーツ姿のハローキティ像が出迎えてくれる。

山頂駅で下車してすぐの光景

しかし、山頂でのアクティビティは星空観察がメインである中、雨でそれができない上星空以外には見るものがほとんどないため、早々に暇を持て余し、下山することに。残念。

ロッジはあるものの、特に時間がつぶせるものはない

雨のためか観察スポットにはロープが張られていた。

星空観察スポット in 雨

ふもとに戻った後はその他の展示を見る。まずは PLANET VIEW。室内に映し出された太陽系の惑星を楽しめる。見るだけではなく、惑星の部分を触るとその惑星の概要が表示されるようになっているというプロジェクションマッピング仕様。中々楽しい。



PLANET VIEW

その他にはいわゆるプラネタリウムも。解説付きでこちらも面白い。天候が良ければこんな星空が見られたのか、と思いを馳せる。

プラネタリウムの星空

プラネタリウムを出るとすぐに出口。本当に、雨だったのが残念、という一言に尽きるイベントだった。

ACHI BASE でのコラボカフェ、グッズ販売

気を取り直して ACHI BASE に向かった。 ACHI BASE は阿智村温泉郷昼神温泉」内にあるカフェ&バーだ。昼はカフェとして、夜はバーとして、食事やドリンクを楽しめる。この地区で遅くまで開いている数少ない店ということもあり重宝するスポットだ。

店内に入るとキャラクタのスタンディが出迎えてくれる。

恋する小惑星のキャラクタスタンディ

今回のコラボメニューの提供はバータイム。店内は照明が落とされて良い雰囲気。

店内のディスプレイではアニメのPVも流れていた

バータイムのメニュー表はこんな感じ。オリジナルカクテルと今回のコラボメニューが掲出されている。なお、これに加えてグランドメニューとしてピザやパスタ、ドリンクなども提供されていた。



カウンター上部にはバータイムのメニューが

カウンターの様子

早速コラボメニューを注文。同じ目的の客が多かったらしく待つことに。

しばらくして頼んだメニューが出てきた。今回頼んだのは「星降るくじらカレー」「小惑星(アステロイド)チョコドーム」「夜空に輝くKiraKiraグレープソーダ」の3品。1品でオリジナルコースターが1枚もらえる。

注文したフード&ドリンク

「星降るくじらカレー」は阿智村産の鹿肉を使ったカレー。写真だとわかりにくいがルーが黒い。食べてみると細かい鹿肉が沢山。結構食べ応えがある。

星降るくじらカレー

小惑星チョコドーム」は一見するとチョコレートのドームがあること以外はわからない。

小惑星チョコドーム

ドームを割ってみると……。

チョコドームの中

中から苺とシリアルと生クリームが。チョコレートと生クリームに苺を合わせつつ食べていく1品。チョコレートと生クリームがメインのため甘め。

「夜空に輝くKiraKiraグレープソーダ」は乳酸菌飲料風味。りんごのサクサクした食感もありつつ、さっぱりして美味しい。

夜空に輝くKiraKiraグレープソーダ

コラボメニューではないが、オリジナルカクテル「夜空」もオーダー。アルコール感は少なく、こちらも爽やかな味で美味。

オリジナルカクテル「夜空」

Winter Night Tour の不運でがっかり気味だったが、コラボメニューはどれもおいしく、チョコドームはアトラクション感もあり全体的に楽しめた。

まとめ

今回は阿智村を訪問して「恋する小惑星」関連のコラボコンテンツを楽しんできた。雨だったのだけが悔やまれるので再び訪れた際には晴れていることを切望する。

なお、ACHI BASE では常時提供メニューのりんごジュースがおいしいのでおすすめ。

阿智村の農家のりんごジュース

付録・東の方面から阿智村に行く方法

今回阿智村に行くために使った方法を以下に記す。

概略

  1. 今回使うバスを予約する
  2. JRで上諏訪駅
  3. 上諏訪駅から直行バスで昼神温泉
  4. 昼神温泉から送迎バスでヘブンスそのはらへ

今回使うバスを予約する

今回は2区間でバスを使うため、席を事前に予約しておく。

上諏訪駅昼神温泉

下記サイトで上諏訪駅昼神温泉間の直行バスを予約する。料金は往復で税込み2500円。決済方法は現地で現金払いとクレジットカード払いの中から選べる。

昼神温泉発着の直行バス – 南信州 昼神温泉公式観光サイト

昼神温泉⇔ヘブンスそのはら

上諏訪駅昼神温泉間と同様に下記サイトで予約する。料金は往復で税込み1000円。決済方法は現地で現金払いとクレジットカード払いの中から選べる。乗車する時期や曜日によって便が異なるので要注意。

ヘブンスそのはら送迎バス – 南信州 昼神温泉公式観光サイト

JRで上諏訪駅

JR中央本線上諏訪駅へ行く。特急を使うとJR新宿駅からなら2時間20分ほど。

上諏訪駅構内には足湯が設けられており、無料で利用できる。冬場はこれだけでも結構嬉しい。

1番線の中ほどにある足湯。暖簾も趣がある。

上諏訪駅から直行バスで昼神温泉

上諏訪駅のバス乗り場へ向かう。まずは駅を出る。出口は1か所だけなので迷うことはないはず。

上諏訪駅の改札から見た出口

駅を出ると正面にはスーパーや公共施設が入った大きなビルが見える。

駅を出たら右手に進み、跨線橋を経由して西口へ抜ける。

出口を右に見て進み西口への跨線橋を目指す(写真中央に見えるのが跨線橋

跨線橋の通路はエレベータも完備されている(写真右手と正面奥突き当り)

突き当りを右折して下へ

西口はタクシープールになっており、階段を降りて少し歩いたところにマイクロバスが来る。

西口のタクシープール

今回乗ったマイクロバス

マイクロバスの運転手に自分の名前を告げればそのまま乗車して昼神温泉に向かえる。中央道を経由して、道路が混雑していなければ1時間20分ほどで到着する。

昼神温泉の道中、諏訪湖が見える箇所もある

到着する場所は昼神温泉のバスターミナル。昼神温泉郷の中心からはやや離れた場所にある。

因みに帰りのバスもここから乗車する。

昼神温泉から送迎バスでヘブンスそのはらへ

ヘブンスそのはらへの送迎バスは宿泊先によって乗車場所が異なるが、チェックイン時にフロントで集合時間と集合場所を教えてくれる。

乗車の際は、上諏訪からのマイクロバスと同様に運転手に名前を告げるだけでOKだ。乗車時に、帰りのバスの出発時間や運転手の緊急連絡先が記載されたカードを渡されるので忘れずにもらっておこう。