アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

きんいろモザイク 7話

「きんいろモザイク」の第7話から。

高校生の本分は勉強だということを思い出させてくれる回。

粗筋

音楽のテストから始まり、体育や弁当を挟みつつ、英語、数学、のテストを受けた忍たち。忍は本気を出して英語では良い点数を取るものの、数学では赤点だった。

所感

半分は食の話、半分はテストの話の今回。

食の話では菓子の食べ過ぎを指摘されて動揺したカレンが皆を引き連れて体重を量るシーンが面白い。体重の目盛部分が突如現れた花で隠されるのである。身体的特徴を気にする年頃だけに制作側も気を遣ったのだろう。同じように体重を気にする綾のときも同様にして隠されるが、実測値が綾本人をして逃げ出すレベルだったのが悲しい。

テストの話では、忍の一強だった。いつもは赤点の忍だが、通訳者になれるかどうかの場面で烏丸先生に泣かれたせいで本気になるのが面白い箇所の一つ。キリッとした忍の顔は中々見られない。そして、この顔がいつもと違い過ぎたために不安を覚え、

アリス「あ! あそこに金髪のお姫様がー!」

忍「えーっ!」

とやるが、

(忍、振り返り満面の笑み)

忍「あれ? ……覚えた単語……忘れ……」

アリス「わー! ご、ごめん、シノー!」

全能感にあふれていたのは、気持ちの張り詰めあってのことだったようだ。そんなこんながありながら、それでも結果として(英語だけだが)高得点を叩きだした忍。実はやればできるのではないか。全ての教科書や参考書を金髪少女で埋め尽くしたら、案外秀才になれるのかも知れない。そんなポテンシャルを感じさせる。

今回のハイライト

単語帳をめくりながら真剣な表情で歩く忍とそれを見ている4人のシーン

忍「Je t'aime.(ジュ・テーム)」

陽子「フランス語……だと……?」

綾「これは期待できない……!」

一体何がどうなってこうなったのか。