アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

犬とハサミは使いよう 8話

犬とハサミは使いよう」の第8話から。

謎が続く回。

粗筋

夏野へのストーカーは続いていた。そんな話を和人としながら書店から家に戻ると、一冊本が増えていた。それは藤巻蛍の著作。唯一の手がかりであるその本を読むと、恐ろしく夏野の作風に似ていることが分かった。鈴菜から情報を得、藤巻蛍の住処へ向かう和人と夏野。その途中宿で襲われた時と同様、不穏な雰囲気の操られた人々に囲まれる。夏野はこれを撃破。すると今度は大澤愁山が現れた。これも打ち倒すが、どうも黒幕ではないらしいため、藤巻蛍の家へ急ぐ和人と夏野。住所の示す場所に着くと、そこは和人が通っていた高校だった。二手に分かれて校内を探索。和人は図書室へ。そこで、隠された原稿用紙を引っ張り出した和人が見たのは大澤映見の姿だった。

所感

夏野のことを張っていたのは大澤愁山だったが、どうやら黒幕は藤巻蛍で映見のようだ。が、何故夜の高校にいたのか。なぜ人間を操れるのか。謎は広がる。

そこに来て夏野と和人のデレ振りが深まった回でもあった。夏野はこれまで同様要所要所でデレるのだが、今回は和人まで夏野へのポジティブなアプローチがあった。それは、藤巻蛍の本を読む夏野を見て、形容しがたい感情を覚えて辛抱できずに飛びかかるというもので、

うっかり夏野の読書姿にときめいて飛びかかってしまった

と、和人は自分の行動を振り返っている。両思いも近い、か?

それにしても和人が夏野にときめきを覚えるところでのセクシーな「ワーオ」という SE が流れるシーンの絵が夏野のまな板とは、何とも不思議であった。これも本の魔力のしからしむるところであろうか。