アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 8話

「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の第8話から。

キャンディーズを思い出させるサブタイトルな回。

粗筋

美遊に決別を言い渡されたイリヤは、やはり自分に魔法少女は無理だ、とクラスカード収集から手を引くことを凛に申し出る。凛はこれを快諾し、ルビーにマスターを自分に戻すよう言うが、ルビーはこれを拒否。一方で、イリヤが辞任することを承諾した美遊は、最後のクラスカードとの戦いに臨むのだった。

所感

普通の女の子に戻る、と言うが、気持ちの面ではイリヤは最初から変わらず普通の小学生の女児である。あの年齢の女児が傷を負ったり、力が暴発して辺りを焼け野原にしたりすれば、そんなことから身を引きたくなるのが道理というものだろう。つまり、反面で美遊がおかしいのだ。サファイアと契約を交わした夜、美遊は住処や衣服、食料を求めていた。契約しなければそれを得られない環境に置かれていては、無邪気さや奔放さを求めるのは酷と言うものだろう。「ヨルムンガンド」のヨナの極限さまでは行かずとも、美遊も生き死にを感じていたのかも知れない。そしてこの作品の実の主人公は美遊なのかも知れない。あと2話でどう言及して来るか、気にしながら最後を待ちたい。