アウトブレイク・カンパニー 2話
「アウトブレイク・カンパニー」の第2話から。
根深い問題が早くも露見する回。
粗筋
ペトラルカを幼女呼ばわりしたものの、何とか咎めなく切り抜けることができた慎一は、的場から仕事として頼まれごとを受ける。それは、帝国の人民が好みそうなコンテンツを選り抜くこと。慎一は早速リサーチを開始し、オタクカルチャー部屋が出来上がる。帝国の人から感想をなるべく多く収集するため、ミュセルとグルークに文化に触れさせる。その最中、自分もオタク文化を楽しみたい、とペトラルカが乱入。ペトラルカに漫画を読み聞かせることに。
翌日、街の視察へ繰り出した慎一は、帝国の身分制度や識字率の低さを痛感する。自室へ戻り、ペトラルカに今日も読み聞かせをする慎一は、そこでペトラルカがミュセルを身分の違いで罵倒するのを聞き、一喝。我に返り、ペトラルカにオタク文化の根底にある平等主義や博愛主義について説く。その場はどうにか事なきを得、慎一はペトラルカに日本語を教えることになった。
所感
初回のハイテンション慎一から一転、真面目に考え、ものを言う慎一となっていた。確かに日本語を知らなくては楽しめない漫画やアニメ。それを学ぶ前に身分制度や文化の違いをどうにかしないといけないようだ。しかし、その対処を考える前に続き方が怪しい。また次回で一悶着ありそうな予感がする。
それにしても、国の予算でオタクグッズを揃えられるなんて、何と羨ましい。「サーバント×サービス」の一宮塔子がこれを知ったら、「働け、公務員!」と憤るに違いない。