アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

境界の彼方 5話

「境界の彼方」の第5話から。

異界士絡みは皆複雑の回。

粗筋

未来が文芸部に入部した。それから早々に、うつろな影に近づいたという理由で、未来は1か月の異界士業務停止処分を受けてしまう。収入がなくなり困る未来に美月が紹介した仕事は彩華の店の手伝い。未来は手伝い中に美月が毎年灯篭祭に行っていないことを知り、手伝いが終わった後祭りに誘う。

所感

最初に注がれた緑茶から始まり、未来の飲むドリンク、写真館の中のランプ、そして副題にもある灯篭、と萌黄色が象徴的な回であった。特に緑色の火は幻想的できれいだ。それが未来の

皆一人だからです。

という言葉を聞いて桃色に変化するシーンは、明かりが群体のようにも見え、一人だからこそ集まる必要があると説いているようにも感じられる。幼い頃から異界士だから、と祭りに行ったことのなかった美月も穏やかな気持ちになれたろうか。