サムライフラメンコ 6話
「サムライフラメンコ」の第6話から。
ヒーローには博士がつきものの回。
粗筋
今日も一般市民に追いかけられるサムライフラメンコ。しかし、今回はいつもと様子が違う。市民が集団で捕まえようとして来るのだ。助けを求めて後藤に電話を掛け、サムライフラメンコの正体に一千万円の賞金がかけられていることを知る羽佐間。しかし、今回の羽佐間は一味違った。文房具会社の原塚と名乗る男から「装備品」としてヒーロー活動に使える文房具を授かっていたのだ。そして、「装備品」を巧みに使用し、何とか正体が世間に知られることなく逃げることに成功した羽佐間であった。
所感
ヒーローものには敵や味方に怪しい博士役が多く見られる。本作は現代日本を舞台としているだけに、いかにもうさん臭い物品は使えないが、その代わりに非常に有用な文房具が手に入って、羽佐間もヒーロー活動に力が注げそうである。
そして、その結果、一般市民に少し良い影響を残せた。賞金のために羽佐間を追っていた若い男が誤ってビルの壁から滑落するところを羽佐間が身を挺して守ったシーンがその発端。結果として男の口から
ヒーローって、本当にいたんだな。
という言葉を引き出すことに成功している。羽佐間よ、諦めずに頑張れ。
それにしても原塚から提供された品について、「全て文房具なので合法」という気遣いが泣かせる。フラメンコガールのとげつき電流棒を考えての物だろう。真野におかれては、もう少し安全性に配慮しても罰は当たらない気がするので何卒ご一考頂きたい。