ぎんぎつね 5話
「ぎんぎつね」の第5話から。
焼き餅神使の回。
粗筋
悟はどこかへ行ってしまったハルを探すために冴木神社から出ていってしまう。しかし、ハルが見つからないまま日が暮れかけて戻ってきた悟のためにまことは銀太郎にハルを探すように頼む。悟はハルの大切さに気付き、その気持ちを吐露。これを見た銀太郎は依頼に応え、ハルの位置を探る。すっかり夜になった頃、悟は一人で川辺に座っているハルを見つける。そして、悟とハルは互いに謝り、和解することができたのだった。
所感
ハルが女の子だというのが最も驚いたことだ。ハルが不機嫌だったのは悟が神尾神社を出たことも要因の一つではあろうが、居候先に同じ年の女の子がいるというのが気に食わなかったのではないだろうか。何はともあれ、これで冴木神社にメンバーがワンペア加わった。ハルもまことを心底嫌っている訳ではなさそうだし、次回もほっこりさせてくれるのを期待する。
今回も、まことと銀太郎がしみるセリフを残してくれた。和解した悟とハルを見て、神使が人間の隣にずっとはいられないことに心を痛めるまことをポカリと軽く叩いて銀太郎が話し始めるシーンがそれだ。
銀太郎「大層なことぬかしてんじゃねえよ。いっつも好き勝手やって今が一番なのがお前らだろうが」
まこと「銀……」
銀太郎「あいつらもお前も、今はガキ過ぎるからな。もう数年もすりゃ勝手に答えが出てくるだろうよ」
まこと「そっか。じゃあ、今はまだ良いんだよね。今は……」
答えを急ぎ過ぎない。時間が解決してくれることならなおさら。ときに忘れそうなそんなことを視聴して思った。