アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

サムライフラメンコ 10話 

「サムライフラメンコ」の第10話から。

早くも大ボスがやられてしまった回。

粗筋

フラメンコダイヤを救出し決着をつけるためにキング・トーチャーのアジトに潜入したサムライフラメンコ。キング・トーチャーの攻撃に押されるが、隙を突いて反撃し、更に後藤が加わったことで形勢逆転に成功。キング・トーチャーを倒す。しかし、最後の力で立ち上がったキング・トーチャーは、アジトに仕込んであるロケットを使ってグレート・キング・トーチャーとなり世界を手中に収める計画を始動させてしまう。これに対し、後藤がロケットを止め、サムライフラメンコがキング・トーチャーにとどめを刺し、地球は救われた。

所感

ボスかと思っていたキング・トーチャーが第10話にして消えてしまった。2クールの予定でこのピッチ。この先何が起きるか。予想できない。殆ど解決したように見える中でフックとなっているのは真野の心情だ。A パートで、萌が体を張って真野を助けたシーンにおいて

これが命をかけるということだよ。君は口先だけで彼女をかばった。なぜか。「こんなとき正義の味方ならそう言う」という理由からだ。本当に彼女を救おうという意志などなかった。彼女が身代わりになってくれればという、願望さえこもっていた。そして、彼女も、それに気付いていた。汚らわしい女だ、まったく。

と、トーチャーから指摘を受けていた。そして ED ではボロボロの姿のままでステージに立ち、歌っていた。そこにはいつもの勝気な瞳は見られなかった。面白く刺激の多いことを良しとしてきた真野にとって、トーチャーから言われたことが図星であり、更に萌の真摯な態度に気付きショックを受けたのだろう。そこから話が発展する、かどうかは分からないが、何かしら動きはあるだろう。楽しみにしたい。

それにしても、今回も古き良き特撮作品にお馴染みの物が出てきた。倒した敵が最後の力で巨大化(実際には未遂だが)するところ、基地から電波が発射されるところがそれだ。まだ何かあるだろう。こちらも頭の隅に置いて次回を待つとしよう。