アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

2013年 話別アニメ20選

2013年に放映されたアニメ作品の中で、話別に見ておすすめしたい話を20集めた。詳細は以下より。

しろくまカフェ 第44話「いつもの動物園雨の動物園」

いつもの「ほのぼのまったり」とは違い、パンダ君が一生懸命に働いたり、ペンギンさんがパンダ君のために雨の中叫んだり、と少しシリアスな回。良い意味でしろくまカフェっぽさがなくて面白かった。

聖闘士星矢Ω 第48話「友よ集え!光牙のみなぎる小宇宙!」

光牙がアプス化してえらい形相に変化し、誰も太刀打ちできない程に強くなるのが印象的な回。今までの黄金聖闘士が集結して地上の4人を火星に送るシーンは元敵キャラクタが味方してくれるというのも王道で○。

ビビッドレッド・オペレーション 第11話「つたえたい想い」

れいが「代弁者」の烏に丸呑みされるという、ある意味で「魔法少女まどか☆マギカ」の第3話にも似た衝撃的なシーンが出てくる回。

琴浦さん 第1話「琴浦さんと真鍋くん」

琴浦さんの陰鬱な過去から現在までが描かれ、最後の最後で真鍋君と出会ってそれが一気に明るくなる、という演出が心憎い回。

宇宙兄弟 第59話「誓いのサイン」

ビンスとピコが宇宙に携わるきっかけを描いた回。かつての大切な仲間との死別を通して夢を一度諦めた2人が再び宇宙を目指す。2人が死んだリックを見て取り返しのつかないことをしたと自責するシーンと

ビンス「迷ってるヒマなんてない。人生は、短いんだ……!」

ピコ「テンションの上がらねえことに……パワー使ってる場合じゃねぇ………!」

という台詞が印象的。

アイカツ! 第35話「涙の星

美月の新ユニット「トライスター」最後のメンバーの座を巡って、いちご、あおい、蘭のいつもの3人がオーディションに挑む回。オーディションが終わったらトライスターの仕事が忙しくて、もうこの3人で集まるのも中々できなくなると考えているライブ前の3人がいじらしい。そして、学園入学以来ずっと一緒だっただけに切ない。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」

「ぼっち」の小学生、留美が孤立している状況を、キャンプに来た八幡らが何とかしようと奮闘する回。冒頭の、八幡が彩加のメールアドレスをゲットするシーンが面白い。

アイカツ! 第37話「太陽に向かって」

蘭がトライスターからソレイユに移る回。美月がちゃんと考えているのもさることながら、何と言ってもいつもの3人に戻れた嬉しさが泣かせる。

プリティーリズム・レインボーライブ 第16話「わかな、はっぴーフリーダム!にゃ」

エーデルローズのわかなが夏祭りでのパフォーマンスを通して自由に演技することを楽しむ回。冒頭の厳しい家庭環境のシーンや、何度か出ているべるのプレッシャー発言、ダメ押しのいばらに囚われたシーンを出すことで、今までヒール寄りの立ち回りだったわかなが、何故そのキャラクタになったかが垣間見える。また、最後にあんやカズキと共に写っている昔の写真が出るが、今とはまるで違う様子で、今後の動きも期待させられる。

探検ドリランド -1000年の真宝- 第19話「レトロンに咲く花」

行動を共にしていたアリソンが人間でないことが判明。ピンチに陥ったハガンたちのために自らの命を投げ打って消える、という回。消滅の様子とそれを悼むハガンたちの様子が切なく印象的。

ダンボール戦機WARS 第24話「ポルトンの誇り」

弱小仮想国ポルトンのメンバーがひょんなことからジェノックの防衛に力を貸す回。弱小国ならではの奮闘ぶりに心打たれる。

帰宅部活動記録 第6話「青春は爆発だ / ギルティ・ジャッジ / 萩調流四天王」

携帯ゲーム機で遊ぼうとして意図しない仲間外れを食らった桜が椅子取りゲームで仕返ししようとするも空回りに終わる話と牡丹の宿敵(のはずの)萩調流四天王がボケまくる話。前者は桜の茶番感が笑える。後者は初登場ながらテンポの良い掛け合いが楽しい。

ファンタジスタドール 第7話「心ころころ? あわせてひとつ」

主人公鵜野うずめとドールたちの心の結びつきが強まった回。作中に出てくる「協力カノン」という攻撃のシュールさがたまらない。

げんしけん二代目 第11話「いい最終回だった」

斑目が、長年募らせてきた春日部への恋慕を告白する回。告白のセリフが「君はあのとき鼻毛が出てたんだ!」という、状況が分からないと告白と分からないものなのが斑目らしく、また恥ずかしさが感じられてこそばゆい。遅れてきた青春、とでも言おうか。学生時代の、そこはかとない青臭さが目に染みる。

プリティーリズム・レインボーライブ 第25話「さよなら、べる」

エーデルローズの親玉べるがプリズムライブを習得する回。完璧さのみが許される世界で生きてきたべるが、自分を縛る過去に決別し、今の仲間たちのありがたみを実感するところが泣かせる。また、メインキャラクタ全員がプリズムライブを飛べるようになった記念の回でもある。

アイカツ! 第50話「思い出は未来のなかに」

いちごが渡米してしまう回。入学したときを思い出し涙しながらもいちごを見送るあおいのいじらしさに初期の衣装を身にまとったソレイユのラストステージに目頭が熱くなる。

のんのんびより 第1話「転校生が来た」

田舎暮らし作品の初回。ほのぼのとした雰囲気の中、不意に狸を使ったシュールなシーンが繰り出され、何ともおかしさがこみ上げる。

帰宅部活動記録 第12話「よみちがい / 爆散ってなに? / 虫嫌い / 節水 / 対義語 / 登場!!あいかりん / あいかりんの逆襲 / 油断 / 絶対平等 / 鳴き声 / 地図 / 庶民の味 / 武勇伝 / †もしも異界でクマ四天王の着ぐるみのクマの中の人がスーパー女子ヤ人だったら…† / うろおぼえてもいない歌 / 可愛い子には飴をあげすぎた / 絵描き歌 / かわいい / 桜ちゃん絵描き歌 / ツッコミの穴 / 大事なお知らせ」

上記副題を見ても分かる通り、小ネタが連続するという30分アニメらしからぬ構成の回。矢継ぎ早に繰り出されるネタのテンポが楽しい。

境界の彼方 第6話「ショッキングピンク」

学校の屋上にいる妖夢を倒すために「妖夢討伐隊」が奮闘する回。魔物と戦う作品のはずなのに歌って踊るシーンが出てきておかしい。そしてそのシーンがまた凝っている。コメディ色が前面に出ていて楽しい。

プリティーリズム・レインボーライブ 第38話「聖夜にハッピーベルがなる」

母親の律とずっとわだかまりのあったべるが和解に至る回。律がべるに愛していることを語り、べるが笑顔を浮かべ涙するシーンに涙を誘われる。

所感

面白い作品揃いだった2013年。絞り込むのが大変でした。2014年も楽しいアニメ年になりますように。