アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Wake Up, Girls! 1話

「Wake Up, Girls!」の第1話から。

歌ったり踊ったりしないアイドルになる恐れの出た回。

粗筋

グリーンリーヴズ・エンタテインメントに所属するアイドルユニット「Wake Up, Girls」は、社長の丹下順子が事務所の運転資金を持ち逃げしたため、存続が危ぶまれていた。そんな折、彼女らのマネージャー、松田耕平から吉報がもたらされる。マネージメントに協力してくれる人間が見つかったと言うのだ。名は須藤、有名なプロデューサーらしい。

須藤との初顔合わせの日。緊張した面持ちで須藤を待つ松田と Wake Up, Girls の面々の前に強面の男が現れた。彼こそが須藤。そして、着てみようかと言いながら取り出したのは水着だった。

所感

初回から事務所自体が危ない上に、舞い込んだ良い知らせもアイドルはアイドルでもグラビアアイドルになりそうな展開に。怪訝な表情を浮かべる少女たちに待つものは何か。気になる終わり方だった。

また、この作品においてはアイドルたちだけでなくマネージャーの松田も成長の対象になりそうだ。劇中で

俺は、コネなし、金なし、度胸なしと、負の三拍子が揃ってる。

と自己評価している通り、頼りなさげな松田。今後、どのようにしてアイドルたちを盛り立ててゆくのか。初っ端から相手が強面だが、応援したくなる。

OP、ED、劇伴は神前暁と MONACA が担当。OP はマイナーキーから始まり、サビでの転調とメジャーキーへの変化が楽しく、作品に花を添えている。劇中で Wake Up, Girls が踊っていた OP 曲の振り付けは Satomi が担当。躍動感と共に決意の感じられるダンスは魅力的だ。このシーンでは、作画・動画の両方がしっかりと踊る様を支え、視聴していて心地が良かった。