アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

アイカツ! 65話

アイカツ!」の第65話から。

セイラとティアラの過去の回。

粗筋

スターライト学園は、学園のアイドルを終結させたイベント「スターライト・アイドル・フェスティバル」の開催を公表する。同じタイミングでドリームアカデミーも同じ趣旨の「ドリームアカデミー・カーニバル」を、しかも同じ日に催すことが発表され、どよめくいちごたち。そこにドリームアカデミーの学園長、夢咲ティアラが現れる。目的は織姫との会談。その結果、合同イベント「スタードリームフェスティバル & カーニバル」の開催を決定し、それに先駆けて両校の主役となるアイドル、ヘッドライナーがライブで対決することも併せて発表された。出演はいちごとセイラ。発表を聞いたセイラは、アイドルになることを志してスターライト学園を受験するものの不合格になり、ティアラと出会ってドリームアカデミーに入学したときのことを思い出していた。ティアラも同様に、マスカレードのライブスタッフを務めたことがきっかけでアイドルに憧れてドリームアカデミーを設立し、セイラが単独乗り込んできたことを織姫に語っていた。そうこうしている内に対決ライブ当日。いちごとセイラはステージに立つ。結果は引き分け。勝負は「スタードリームフェスティバル & カーニバル」に持ち越された。

所感

「スタードリームフェスティバル & カーニバル」が3月に開催されることが決定された。両校のイベントが同じ日に重なったときは何かあるのか、といぶかしんだが、まさか全くの偶然とは。更にそれを逆に利用して共同のイベントにするところなど、流石は学園長ズだ、と思わせられた。

サイドストーリーとしてはセイラとティアラが今に至るまでのシーンが描かれた。ミュージシャンの方が向いている、と言われてスターライト学園を後にしたセイラが、ティアラと出会ったことで道が開かれたと感じたのは想像に難くない。同様にティアラにとってもアイドルになりたいと言う自由闊達な少女が現れて、ドリームアカデミーの躍進が実現へと動いたのではないだろうか。副題「夢への扉」はセイラとティアラ、双方が互いに扉を感じたことの象徴に思える。

件のティアラの奔放振りが明らかになった回でもあった。初対面のいちごたちにノリノリで話しかけたことに始まり、先進のスターライト学園の長にしてかつて自分がライブスタッフを務めた織姫と対峙しても物怖じせずに合同イベントの構想を語る。ドリームアカデミーはアイドルだけではなく経営者まで強者の様だ。

その他の設定としては涼川とティアラが姉弟だということが明かされた。それを知って驚くいちごたちの表情が楽しい。