アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

探検ドリランド -1000年の真宝- 41話

「探検ドリランド -1000年の真宝-」の第41話から。

黒幕が見え隠れする回。

粗筋

死んだはずのディグラスが突然ハガンたちの前に蘇り、あろうことかハガンのドリルをスズメが打つのを阻止しようとする。それに対抗するハガン。キバマルは目の前のかつての隊長に刀も抜かずに近づいて行く。それに目もくれず襲い掛かってくるディグラス。そのとき、爆発が起き、ディグラスはラセン山の下へ吹き飛ばされてしまう。そのディグラスの真偽を巡って言い争いになるハガンとキバマル。ベリンダたちの仲裁のお陰で何とか大事には発展せずに済む。それでもやはり本物かどうかが気になるキバマルは下山を始め、ハガンもそれについてゆく。そこにディグラスが登場。キバマルは、昔ディグラス存命の時に、フレイムフォースが闇の炎を払う、と聞いたことを思い出し、ハガンの力を受けてディグラスがまとう闇の炎を消し去る。すると、ディグラスはキバマルのよく知る雰囲気に戻り、やがて光となって消えた。そして、亡くなったディグラスの命をもてあそぶ何者かに、キバマルは怒りを覚えるのだった。

スズメたちのところに戻ったハガンたち。ドリ天界から降り立っていたマチの助けもあり、ハガンのドリルは打ちあがっていた。それをハガンが手にすると、ラセン山の頂上から天上へ伸びる階段が現れた。

所感

ディグラスの昔の教えを守り、蘇ったディグラスの闇の炎を自らの刀で消し去ったキバマルが、男気あふれていて格好良かった。

一方、ドリ天界とドリ魔界はきな臭い。レナスでもデスメノスでもない何者かが今回の一件の犯人だが、各界は今回の一件が相手の界が仕組んだことだと思っている。このままでは争いになるのは火を見るよりも明らかだ。怪しいのは、何と言ってもレナスに進言している際に陰で笑っていたディオル。何らかの形で加担していそうだが、真相はいかに。

なお、シリアスなムードだった今回の中でユーモラスだったのはリンコだ。現れたディグラスが偽物であることを主張する際に、手製のファンアイテムを取り出す。グッズを持ち歩いているという段階で凄い熱の入れようだが、その内訳も団扇と抱き枕。抱き枕まで自作してしまうとは恐ろしい娘である。