アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ディーふらぐ! 3話

ディーふらぐ!」の第3話から。

モブらしからぬ親子が登場する回。

粗筋

府上学園フリーダム祭、略して「フフ祭」が始まろうとしていた。芦花の部と高尾の部で勝負をすることになったものの、ゲームを製作できる人間が誰もいない芦花側。その状況に、堅次は妙案を思いつく。

「フフ祭」当日。高尾の部には毎年のゲーム展示および体験を楽しみにする人たちが集まっていた。一方、芦花たちの部の展示は、校庭を一杯まで使って、既存のゲームを集めた、アトラクション型の出し物。千歳が権力に物言わせてかき集めた人員を使って作成された大がかりなものだった。高尾は不平を漏らすが、集客数では芦花の部の方が多く、目立ったルール違反もなく、加えて当の芦花が楽しそうにしているのを見て、高尾も遂に折れ、芦花たちの勝利となった。

所感

芦花たちが勝利を収めた今回。勝負らしい勝負は終わってしまったが次回以降どのようにして展開するだろうか。所謂「日常回」がメインだろうか。テンション高めで見ていて楽しい作品なので、それも面白そうだ。

さて、今回はモブキャラクタたちが目立っていた。中でも印象に残ったのが「フフ祭」にやってきた親子。 OP で勇者と魔王のくだりの時に出てくるキャラクタだが、校門を入ってすぐのところで芦花たちと高尾たちが火花散らせる場に遭遇する。このときに、

息子「すげえ気だ! 父ちゃん、これは本当に普通の学祭なの?」

父「父ちゃんにも分からん!」

父(ついに息子が「気」という言葉を使う年になってしまったか……!)

というシーンが出てくる。父が息子の中二病の発症を感慨深げに考えるシーンだが、本編に関係ないのに変な真剣味が出されており楽しい。この親子は、芦花たちの展示の中で「魔法と勇者ごっこ」に参加する。ここでは「勇者は魔王の生き別れの息子」という妙に凝った独自設定を盛り込んでロールプレイに興じる。しまいには ED のテロップに「モブ父」「モブ子」と表記され、もはやモブキャラクタかどうか怪しいレベルに達している。モブキャラクタにしておくには惜しい程おかしいキャラクタだ。