アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

中二病でも恋がしたい! 戀 4話

中二病でも恋がしたい! 戀」の第4話から。

約2名の古傷が痛んだ回。

粗筋

森夏が生徒会長選挙に立候補した。選挙活動の妨げになるから、と凸守を自分から遠ざけるよう勇太に依頼する森夏。それでも凸守の邪魔は止まらず、勇太たちが集まっていると、智音が現れ、森夏の中学時代の話をし始める。智音と森夏は同じ中学校だったのだ。その話を聞いた凸守は森夏が「モリサマー」だと信じ、態度を一変させ、敬愛するようになった。この状態を利用して、凸守を選挙活動のアシスタントとすることにした森夏。応援演説のために森夏の家で打ち合わせをしている最中、豹変した凸守に心打たれた森夏は隠してあったモリサマーの衣装を着て凸守に見せることに。感涙にむせぶ凸守。

そして応援演説の日。何と凸守は事前に森夏と打ち合わせていた内容を全て書き換え、「モリサマー」の素晴らしさを説き始めた。その内容に森夏はのた打ち回る。「モリサマー」の言葉を聞いてダメージを受けたから偽物、と凸守は森夏への言動は元に戻ったのだった。

所感

応援演説のシーンでは腹がよじれるかと思った。「マビノギオン」を朗読するのは予想できたが、まさかスクリーンが下りてきて衣装を身にまとった森夏が映されるとは。スクリーンの動きから画像が投影されるまでのタイミングの良さも相まって非常に面白かった。

それと並行するようにして今回は勇太と森夏が、自分の黒歴史に悶えるシーンが笑えた。勇太は「ダークフレイムマスター」の第二進化形態「ゲルゾニアンサス」のことに森夏に触れられのた打ち回る。一方の森夏も智音に中学自体の言動を話され、恥ずかしがる。こちらは壁を叩き、勇太に

やめろ丹生谷。壁に罪はない。

とたしなめられる。第1期はコンクリートの地面、今回は壁、とやや異なる点はあるものの、同じ構図でまた見られるとは思わなかったこのシーン。今度は勇太が落ち着いた声になっていたのも加わってツボだった。