のうりん 4話
「のうりん」の第4話から。
林檎が笑う回。
粗筋
高校に来てからの林檎を見て耕作はあることに気付く。アイドル時代と比べて全く顔に表情がないのだ。林檎にそのことを聞くと、仕事をしているうちに表情が作れなくなってしまった、との返答。それを聞いて何とか林檎を笑わせようとする耕作たち。しかし、どれも効果がない。そこで耕作たちは林檎をある場所に連れて行く。着いたのは農業用地。そこには、連作障害のために死んだ土が広がっていた。そのすぐ隣にはトマト畑。元は死んだ土地と同じ土だったが、7年かけてトマト栽培ができるようになった、と、工作は林檎に説明する。その畑で育ったトマトを食べ、林檎は笑顔を浮かべた。
所感
林檎の過去と内面に踏み込んだ回だった。前回までのハイテンションギャグから一転して、キャラクタの心情に重きを置き、シンプルながらじんわり心が温まるようだった。
その中でもパロディネタは忘れない。その中でも衝撃的だったのは若旦那が人語を話したシーンだ。人語を話す、と言っても耕作の夢の中での話なのだが、その様子は「聖闘士星矢」のアテナそのもの。アテナの衣装に身を包んだワラビーというのが面白かった。