アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

いなり、こんこん、恋いろは。 8話

いなり、こんこん、恋いろは。」の第8話から。

宇迦がいきなり閉じ込められる回。

粗筋

いなりは、燈日に誘われて赴いた出雲で、宇迦の見合いの原因が神大市比売の個人的対抗心にあると知って憤り、見合いを台無しにすることを決意する。見合いの会場へ行くと宇迦が見合いの部屋から出るところをタイミング良く目撃。この機に乗じて宇迦に化け、縁談を壊す。その様子に堪忍袋の緒が切れた神大市比売はいなりと燈日を逆恨みし、2人を捕獲するように部下に指示。燈日は追っ手から逃げる途中で宇迦に遭遇し、宇迦から神通力について話を聞く。それは、自分の神通力がいなりに流れて行っており、このままだといなりが神となり、自分は消えてしまう、というものだった。一方、いなりは追いつめられ、神大市比売から問い詰めを受ける。宇迦を傷つけるな、と反論するいなり。すると、天照大御神の弟にして宇迦の父、須佐之男がいなりに助け舟を出し、場は収束する。見合いの話も白紙に戻る。すると、天照大御神が登場。宇迦から神通力の戻し方を聞く。それは、いなりが神通力を返すことを真に願うこと。それを聞いた天照大御神は宇迦を天岩戸に閉じ込めてしまうのだった。

所感

いなりが奮闘した回だった。中でも印象的だったのは、宇迦のことについてその小さな身一つで大勢の神様たちに言い返していたシーン。震えながらも宇迦を守ろうと奮闘する姿には勇気づけられた。

一方、宇迦と燈日が会話するシーンは微笑ましかった。特に宇迦が

自分でもこれからどうすべきか分からなくて……。神様なのにね。

と、困ったような笑顔を浮かべるシーンでは、燈日が顔を赤らめる。宇迦の素直さと燈日の初々しさが印象的だった。