アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ニセコイ 10話

ニセコイ」の第10話から。

肝試しの回。

粗筋

女湯の事件から一日。肝試し大会が行われる。くじ引きで決まった男女のペアが手をつないで暗い森を行くという内容。楽は幸運にも小咲がペアの相手になり、喜ぶ。そこに一報が入る。千棘が行方不明だというのだ。楽は、千棘が具合の悪い幽霊役の代わりをしているという話を聞くが、千棘の持っている懐中電灯には電池が入っていないことも判明する。千棘が暗い場所が苦手だということを楽は思い出し、千棘を助けに森の中へ。しばらく行くと一人うずくまっている千棘を発見し、無事に皆のところへ連れ戻すことに成功するのだった。

所感

今回は肝試しを通して楽と千棘が互いを下の名前で呼び合う仲になったというのが大きな進展。見ていて微笑ましい。

いつもにもましてコミカルな表現が楽しかった。例えば、楽がくじ引きで小咲と同じ「12」を引いたシーン。ここでは楽の喜びを、「12」になぞらえて表現している。時計の文字盤の「12」に針が当たるシーンから始まり、やかんで湯が沸き、「12」を前面に出しながら太陽が昇り、しまいには銀河にまで飛び出す。大げさな表現が面白い。その他では、千棘が自分の懐中電灯がつかないことに気付くシーン。ここでは、千棘が白目になりデフォルメされた困ったような笑顔になる。テンポの良さが可笑しさを誘った。