selector infected WIXOSS 5話

「selector infected WIXOSS」の第5話から。

WIXOSS の闇が見える回。

粗筋

るう子、遊月、一衣は WIXOSS のイベント「WIXOSS PARTY」に参加することになり、3人で準備を進める。そして本番当日を迎えるが、待ち合わせの場所に一衣が現れない。るう子と遊月が一衣を探すと、様子のおかしい一衣を発見。心配したるう子が一衣に触れると一衣は苦悶の表情を浮かべる。その様子を見た花代が口を開く。

セレクターは3回勝利すると願いが叶うが、逆に3回負けると願いがマイナスに転じてしまう。「友だちが欲しい」という願いを持つ一衣は3回負けたことで「友だちができない体質になってしまった」のではないか。

それを聞いた遊月は、その事実と花代がそれを黙っていたことにショックを受ける。るう子は祖母にそのことを知られるのを避けるためにファミリーレストランで時間をつぶす。そこに晶が現れ、一衣のことをけなし始める。それに怒りを覚えたるう子は晶に謝罪させるため、WIXOSS バトルを申し込むのだった。

所感

WIXOSS とセレクターの真実が明らかになった。元々仄暗い雰囲気を持っていた作品だったが、バトルの敗北により願いが負の作用をもたらすという設定には息を飲んだ。今回その「被害」に遭ったのは一衣だったが、友人が関係することによる肉体的苦痛に身をよじらせている姿を見るのは忍びなかった。

今回のハイライト

一衣が負けたことで緑子が空に消えるシーン。一衣のルリグでなければ良かった、とつぶやきながら、泣く資格はない、と残し、消える。その直後、雨が降り、緑子のいなくなったカードに雨粒がかかる。それがまるで緑子の涙の様でぐっと来た。