はいたい七葉 26話
「はいたい七葉」の第26話から。
最終回。
粗筋
精霊の世界に帰ったニーナとラーナ。七葉はどこか淋しげだ。ある夕暮れ、七葉が肩を落としていると店の手洗いから物音が。ニーナたちが帰ってきたのだ! 七葉は笑顔で彼女たちを再び迎えるのだった。
所感
作品タイトルを最終回でキャラクタが発する、という王道の展開ながら、トラブルの元「だった」ニーナたちが言うと不思議な感動を呼ぶ。最後までニーナが悪態をついていたのがニーナらしくて嬉しくなった。
なお、最後のアイキャッチで発された「いちゃやびらやーたい」は沖縄の方言で「またね」位の意味。
総感
沖縄を舞台にした精霊と人間との関わりを描いたショート作品。「関わり」と言ってもコミカルなものがほとんどで見ていてくすっと笑える。沖縄の海を思わせるトロピカルカラーを基調にした色遣いになっており目に鮮やか。それと対比するようにしてキャラクタの丸さと沖縄の方言が作品のほのぼのとした雰囲気を作っている。1話当たりの時間が約3分と短いため、さくっと見られるのも強みだ。