アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

探偵歌劇ミルキィホームズTD 1話

「探偵歌劇ミルキィホームズTD」の第1話から。

初回。

粗筋

アイドルの歌声が「盗まれる」という珍事件がヨコハマで発生。その容疑者として、歌の本質が具現化した「エレメント」を可視化できるトイズを持つアイドル、天城茉莉音(あまぎまりね)が浮上するが、茉莉音のライブ中に同じ事件が起きてしまう。歌声を失ったことで人気が落ち、自信を喪失した茉莉音に対する行動が不審だと、ミルキィホームズは茉莉音のマネージャーに嫌疑をかける。マネージャーは正体を現し、犯人であることを自供。するとマネージャーからエレメントの中の一体、メロディアが現れ、謎の空間が展開し、茉莉音を賭けてマネージャーとミルキィホームズのバトルが繰り広げられる。ミルキィホームズは劣勢ながら何とか勝利。メロディアの話では、件のライブでエレメントたちと茉莉音の結びつきが消え、メロディアは近くにいたマネージャーに吸い込まれ、茉莉音への独占欲が暴走してこの事件を起こしてしまったのだと言う。茉莉音とメロディアは和解し、茉莉音の歌声は少し回復。そして、ミルキィホームズは茉莉音と共に残りのエレメントを回収することになったのだった。

所感

ミルキィホームズシリーズの第4期作品(含「ふたりはミルキィホームズ」)。1期2期の全力コメディ路線と3期のシリアス路線を足して2で割ったような印象だ。メインのストーリーは茉莉音のエレメントを取り戻す方向のようだが、隙間隙間に見られる演出がえらい力技で面白い。今回では、マネージャーとのバトルで、ネロがずっと持っていた「伏線」の蜂蜜壺を使って全身を蜂で刺し宙に浮かぶ、というシーンがとてもギャグしていて楽しかった。

また、シリーズおなじみのパロディも楽しめそうだ。今回は以下の箇所にパロディが見られた。

監督は3期の監督を務めた錦織博。ストーリーとギャグのコラボレーションはどんなハーモニーになるだろうか。注目したい。

*1:劇中では「微笑みを返す」表記