アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 29話

「プリパラ」の第29話から。

プリパラ的監獄の回。

粗筋

SoLaMi SMILE がファルルにもドレッシングパフェにも水をあけられている状況を打破すべく、らぁらたちは宙返りを身に付けることに。それを聞いたクマがすすめてきたジムへ3人が向かってみると、そこに待ち受けていたのはグロリア校長と栃乙女愛。何とジムは校長が館長を、愛が教官をそれぞれ務めていたのだ。レッスンは校長風の髪を付けたり、変てこなコーデにさせられたり、と苦難の連続。しかも、特訓を完了できるまでジムからの退出を禁じられてしまう。その中こっそりと特訓をしているのが校長に発見され、臨時で「愛の百球サーブのうち一球でも返せたら合格」という課題を言い渡されてしまう。これも劣勢を強いられるが、最後の一球で3人の力を合わせてのレシーブに成功。見事ジムを抜け出した3人は新しいメイキングドラマを携えて早速ライブに臨み、観客を沸かせたのだった。

所感

今回出てきた「プリパラジム」。ジムとは名ばかりで、仕様が完全に監獄だったのが面白い。出入口は鉄格子がかかる仕組みになっており、きちんと面会所まである。レッスン着こそまともだが、寝間着や寝室はかなり質素(これはまだ合宿所のレベルだろうか)。3人が無事ここから脱出で来て良かった良かった。余談だが「プリパラジムからの脱出」と題した脱出ゲームがあったらきっと面白そうだ。

話の中程は疲弊してゆく3人の姿がメインだが、その中にあってそふぃと親衛隊の面会シーンは心を和ませてくれた。校長の目をかいくぐって、差し入れが禁止されている食べ物(ここではレッドフラッシュこと梅干し)を親衛隊が本の中に忍ばせてそふぃに渡そうとするが、そふぃはこれを笑顔で返すのだ。

親衛隊(そふぃが梅干しを返したことに怪訝な表情を浮かべる)

そふぃ(その表情を見て)「大丈夫」(笑顔を見せる)

親衛隊(満面の笑みで)「そふぃ様! ファイトー!」

アピールするように元気な様子を見せるそふぃと、それを一瞬で察し一点の不安も感じさせない表情でそふぃを応援する親衛隊。曇りない信頼関係が心地よかった。