アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

夜ノヤッターマン 3話

「夜ノヤッターマン」の第3話から。

ドロンジョたちの衣装がまともになった回。

粗筋

ドロンジョに抱きついてきた少女はアルエット。何故かアルエットはドロンジョを天使だと間違う。訂正しないままごちそうにあずかろうとしていると、侵入者が。彼はアルエットの幼馴染、ガリナ。ガリナは状況を知った上で追っ手からドロンジョたちをかくまってくれる。それはアルエットとガリナ、それぞれの両親がヤッターマンによって強制連行され、そのまま死んでしまったためだと言う。ドロンジョたちをかくまったことがヤッターマンに知られたらアルエットに危険が及ぶことを危惧し、ドロンジョたちは翌日の早朝に、ヤッターキングダムの首都、ヤッターメトロポリスへ出発。しかし、それから少ししてドロンジョたちのことがヤッターマンに知られてしまい、アルエットとガリナは危機に陥る。そこにドロンジョたちが登場。危機一髪で地下室へ逃げ込む。そこでガリナは、ドロンジョのたくましい姿を見てヤッターマンに「おしおき」するためにドロンジョたちにアルエット共々同行することを決意。ドロンジョたちはそれを快諾し、家を取り囲むヤッターマンをメカで一掃した後、ヤッターメトロポリスへを目指すのだった。

所感

少しずつではあるが世界の状況が明るみに出てきた。ヤッターマンが民間人を連行している、というガリナの話だ。目的が労働力か、それともその他の何かかは不明だが、不穏なことは間違いない。ヤッターマンが悪、どころか何らかの組織が暗躍している予感すらする。

その中にあってドロンジョの瞳に燃える炎はその勢いを増している。ともすれば陰鬱な雰囲気になってしまいそうなところを、ドロンジョの高笑いと彼女に引っ張られるようにして浮かべるボヤッキーとトンズラーの笑みが楽しげなものにしている。何とも頼もしいこの空気。次回も楽しみだ。

なお、劇中でガリナが見上げていた髑髏型の月が不気味だ。これは第1話の冒頭で出てきたものだが、何かストーリーと関係するのだろうか。注意して視聴したい。