アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 32話

「プリパラ」の第32話から。

遂に委員長にチケットが切られた回。

粗筋

パラダイスコーデを手に入れられるチャンスが巡ってきたことで、みれぃは今までの作ったキャラクタではなく素の自分で勝負することを心に決め、プリパラの中での外見から口調までを現実世界の「南みれぃ」のそれに変えてしまう。しかし、そのすぐ後からみれぃの調子が狂い始める。風紀委員の雨宮は、その変調の原因をプリパラ内のキャラクタを変更してしまったためだと分析。みれぃはそれに納得し、元の外見と口調に戻す。そうして臨んだライブでは好成績を収め、ランクアップ。そして、らぁら、みれぃ、そふぃはファルルに勝つことを改めて心に決めるのだった。

所感

今回はみれぃのことが好きながらそれを告白できないシャイボーイ、雨宮のファインプレイだった。「作られたみれぃ」と「現実世界の南みれぃ」が一体不可分であることを見抜き、それを本人に告げる、なんて芸当は中々できるものではない。これもずっとみれぃを見てきた雨宮だからこそだ。

その雨宮、眼鏡を外すと中々の美少年である。一瞬、雨宮とみれぃで恋仲になるものかと期待したが、そこはアイドルアニメ。最終的にみれぃが「義理ライブ」を雨宮に贈る、という結末になったのでそうはならなそうだが、雨宮にとっては至福であろう。良かった。

そして雨宮がみれぃに違反チケットを叩き付けたことで、多数を極めるパプリカ学園の校則第一条が判明した。なんと「生徒は自分に自信を持たなけらばならない」である。流石はあのグロリアが校長であるような学園。校則の初項まで面白い。

また、今回もシュールな場面がいくつもあったが、中でも調子を崩したみれぃが「マイチケ」と「マイタケ」を間違えるたのには恐れ入った。第21話でそふぃがヘアブラシとザリガニを間違えたとき以来の衝撃であった。