アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Go! プリンセスプリキュア 12話

「Go! プリンセスプリキュア」の第12話から。

熱い夢を持つキャラクタ登場の回。

粗筋

きららにテレビのグルメリポーターの仕事が舞い込む。きららはこれを断ろうとしたものの、自分の好物であるマーブルドーナツの店舗が現場だと知るや態度を一転、仕事を引き受けることに。レポーターの撮影当日、現場にアイドルを目指すレギュラーリポーター、一条らん子が現れ、きららはライバル視されてしまう。撮影が開始され、その中できららとらん子の勝負が始まる。勝者が新作ドーナツを食べられるとの話に闘志を燃やすきらら。対決は一進一退のまま進み、最後の仮装しての競走できららは勝利。負けが決まったらん子も最後までガッツを見せ、会場は感動に包まれる。と、そこにシャットが登場。らん子の夢をゼツボーグに変えてしまう。それに対し、はるかたちはプリンセスプリキュアに変身。ゼツボーグを倒し、らん子の夢は守られたのだった。

所感

今回はらん子のキャラクタが面白かった。撮影現場で登場するや否やきららへの敵愾心を露わにし、目立つようなアピールを繰り返す。最後の競走の場面で、自分の考えたキャラクタの名前を周囲の人が呼びかけるシーンでは、みなみ以外の誰一人として名前をちゃんと呼ばず、その名を叫びながらゴールした後は燃え尽きたような表情で倒れ込む。その振る舞いの過激さはシャットが夢をのぞいたとき、一瞬表情が凍ったほど。将来の夢も、デフォルメになったりしたり顔を見せたりする現在の行動も熱く面白かった。

加えて、いつもは飄々としたところの多いきららがドーナツでやる気になったのが新鮮だった。マーブルドーナツ。どんな味なのか。気になるところである。