アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

アイカツ! 157話

アイカツ!」の第157話から。

なまらプレミアムドレスの回。

粗筋

ファッションイベント「アーバンガールズコレクション」から出演のオファーが来たののとリサは Dolly Devil のプレミアムドレスを手に入れようとトップデザイナー、如月ルーシーに会いに行く。しかし、ルーシーの事務所は沢山の人で賑わう街の中にあり、人波に飲まれたののはリサとはぐれてしまう。リサを探すののは、ひょんなことから一人の女性と知り合いになる。ののが女性と話しているとリサがののを見つけやって来る。女性と別れた2人は無事ルーシーの事務所へ辿り着き、ルーシーの部屋へ。2人がその中に入ると、そこにいたのは先の女性。なんとあの女性がルーシーだったのだ。ルーシーはののとリサのお陰でデザインのアイディアが湧いたと言い、プレミアムドレスを2着も仕立て、2人にプレゼント。そして、プレミアムドレスに身を包んだ2人のステージは好評を博し、2人は興奮冷めやらぬ様子で今後のアイカツに胸躍らせるのだった。

所感

アイカツ!」お馴染みのプレミアムドレス入手回。都会に慣れないののとリサの初々しさと、それに伴う輝きがルーシーにもインスピレーションを与えたのだろう。デザイナーとアイドルの良い一歩目の回だった。

同時にののとリサが互いに信頼していることが分かった回でもあった。人ごみではぐれる、という経験を通して、互いを頼りにしていることが浮き彫りになる。ののとリサが再会したシーンでの

のの「リサっぺがいれば、私は大丈夫だよ!」

リサ「私も。ののっちがいれば、きっとまた先へ進めると思う」

には、とてもほっこりさせられた。

一方でコミカルな表現が多かったのが特徴的だった。ののが目を回したり、ルーシーの助手が画面内に足だけを残して転んだり、ののが点線だけを残して消えたり、といった具合だ。表立ったコミカルさが出てくるのが珍しいだけに新鮮に感じた。