アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 3話

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の第3話から。

百合子が不安定な回。

粗筋

当麻に用のあると言う櫻子に同行した正太郎はミイラ化した死体に出くわす。櫻子は喜ぶが、一方で正太郎は警察に通報。死体は引き取られていく。

後日、正太郎は百合子から呼び出しを受ける。用件は失踪した祖母の遺骨を正太郎たちが見付けたことについて。更に後日、正太郎は櫻子と共に百合子の家を訪れる。百合子が、祖母の遺骨を見付けてくれた礼をしたい、と言ったからだ。百合子の祖父は認知症を患っており祖母が一人で介護をしていたこと、介護を祖母に任せきりにしてその大変さに気付けなかった不甲斐なさを百合子から聞く。そして、鴻上家の去り際、櫻子は百合子から願い事をされる。それは百合子の祖母がどこでどう亡くなったかを知りたいというもの。それを聞いた櫻子は百合子を当麻に連れてきて、現場を見せる。近くの崖から転落死したのを介護を苦にしての自殺だと考え涙する百合子に対し、櫻子は事故であったと助言する。それではなぜ百合子の祖母は崖に登ったのか。そう疑問に思う百合子が櫻子にいざなわれ、実際に崖の上に立つとそこには祖父が描いていた絵の風景が広がっていた。即ち、祖母は絵と同じ朝焼けを見て自分を奮い立たせるために崖に登り、運悪く転落してしまった。そう櫻子は推測。そして、百合子はその考えを聞き、感涙を浮かべるのだった。

所感

前回といい、今回といい、百合子が事件に関係することが多い。まだ3回しか放送されていないが、連続して登場するとは、後々何かあるのだろうか。

それにしても百合子が不安定だった。祖母が亡くなり、その背景を想像したことで自分を責めてしまったのだから致し方あるまい。その様子は見ていて何とも切なくなるほどであった。次回登場した際には元気でいてくれることを祈る。