アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 7話

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の第7話から。

櫻子さんが動きを見せる回。

粗筋

正太郎の学校で文化祭が行われ、櫻子がそれに訪れる。正太郎は櫻子の案内をするが、目を離した隙に櫻子が姿を消してしまう。櫻子が理科室で標本を見ているところを発見した正太郎が櫻子をたしなめていると、生物教師の磯崎が現れ、正太郎たちが立入禁止の教室にいることに言及し始める。磯崎に対して櫻子は標本の管理状態について苦言を呈すと、磯崎は櫻子が標本士であることに感心し、櫻子に頼み事をする。それは、以前この学校にいた教師が残した標本の整理。数が膨大であるため、櫻子の標本士の腕を見込んだのだ。櫻子はこの依頼を引き受け、整理を始める。すると、手紙や詩集などの私物、更に人骨を発見する。後日人骨の身元が、標本を遺して亡くなった教師、佐々木の姉の世話をしていたソネナツコであることが判明する。そんな話を正太郎と磯崎がしながら標本の整理をしていると、正太郎がある異変に気付く。前回櫻子と共に整理していたときにあったはずの猫の骨格標本が、リストも現物もなくなっているのだ。そして、正太郎は事態を不審がりながら、整理のお礼を渡してほしい、と磯崎に頼まれて櫻子に会いに行くも、櫻子の家に誰もいないことに気付くのだった。

所感

今回は櫻子が法医学者の叔父と「対話」し、何かを調査するために叔父の未解決事件ファイルを借りてゆくシーンで幕を閉じる。その直前には、櫻子が自分の過去に思いを馳せているシーンも流れる。そこでは雨の中、櫻子が泣いている。正太郎に猫の骨がある、という事実にないことを言ったのも気になる。櫻子は何をしようとしているのだろう。次回が待ち遠しい。

そんな意味深長な行動を見せる一方で、櫻子の意外な面を見ることができた。それは、標本の整理をする代わりに要求したものが「かぼちゃのモンブランを3個」だったこと。甘いものが好きとは櫻子も可愛いところがあるではないか、とそのギャップに感心してしまった。