アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Dimension W 1話

「Dimension W」の第1話から。

初回。

粗筋

第4の次元軸「W」から無尽蔵にエネルギーを取り出すことのできる装置「コイル」が発明された世界で、「回収屋」マブチ・キョーマは、不正コイルを取引する現場を押さえる。そこには少女を模したロボットがおり、その活躍で犯人たちは検挙されるものの、キョーマもとばっちりを食らい気絶。その間にロボットに不正コイルを奪われてしまう。キョーマはそのロボットを追い、捕獲に成功。不正コイルを奪い返そうとした、その瞬間、遠くで光の柱が出現し、少しして爆発が起きる。同時にロボットは、その体に組み込まれたコイルが焼け、活動を停止。キョーマは金になりそうだ、と不正コイルと共にロボットの体を仕事の斡旋屋、マリーの元へ持ち帰る。技師のコオロギがロボットの解析を行った結果、それはコイルの発明者、百合崎士堂によって作られたことが判明。そして、ロボットについてどう対処するかを一同が話し合っていると、新しいコイルをはめたロボット、百合崎ミラは起き上がると突然、回収屋の手伝いをさせて欲しい、と頭を下げてくるのだった。

所感

同名コミックのアニメーション化作品初回。近未来、新エネルギー源、人間のようなロボット、裏社会、と面白そうなキーワードが感じ取れる。キョーマがなぜコイルを嫌うのか、士堂が爆発させた物体は何だったのか、がまずは気になるところ。心に留めておきたい。

全体的にはシリアスなムードだったが、ミラがキョーマを張り倒すシーンにはくすりと来た。また、時折使われる、パターンとキャラクタのシルエットが組み合わさった背景が印象的に映り、面白い。

OP は STEREO DIVE FOUNDATION の「Genesis」に乗せて、映像がテンポ良く進んでゆく。特に冒頭でキョーマが音楽に合わせてダンスするシーンが格好良い。作務衣のような着物に半纏というラフすぎる格好と、これまたラフながら魅せるところは魅せる振りの取り合わせが目を引いた。