アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 82話

「プリパラ」の第82話から。

バレンタイン対決の回。

粗筋

セレパラでバレンタインイベントが催されるのに合わせ、地下パラでもバレンタインライブが行われることになり、らぁらたちは宣伝に練習に忙しい毎日を過ごす。そして迎えたバレンタインデー。地下パラには人は殆ど来ず、らぁらたちは肩を落とす。アイドルたちは皆セレパラの方に行ってしまったらしい。それを知ったあろまはある対抗策を思い付く。それは、セレパラのイベントで振る舞われるチョコレートを食べ尽してしまう、というもの。セレパラのイベントの目玉であるチョコレートがなくなったことで失望したアイドルたちが地下パラへ来るだろう、という考えから来たこの作戦は、なんと見事に成功し、地下パラへセレパラから人が押し寄せる。早速あろまとみかん、更にガァルルを加えたユニット「ガァルマゲンドン」によるライブが行われると会場のボルテージは鰻上り。こうして地下パラのライブは成功のうちに幕を閉じるのだった。

所感

チョコレートをひびきから直接もらえる、とあって集まったセレパラのファンたちが、チョコがなくなったというだけでひびきの元を去っていったのが印象的だった。第74話で「この世は嘘とまやかし」と言ってのけるひびきの人生観が、ファンにもそれとは知らず伝わっているのでは、と勘繰りたくなる演出であった。

そこに来て、次回はひびきの過去を知るあじみが、ひびきが「くるくるちゃん」と呼ばれていた頃の話題に触れるらしい。数話分の語尾を早口のように言い放ち、ひびきを硬直させたばかりか、主線を崩させ、声を荒らげさせるあじみの脅威と、それへのひびきの反応がとても面白く腹を抱えて笑った。次回も楽しみだ。

今回のハイライト

ひびきがあじみからの電話を受けてから正気に戻るまでのシーン。カップが割れる、というひびきがショックを受けることの象徴が繰り返され、直後ひびきがキャラクタを崩壊させながら執事の安藤に対あじみ用バリケードを築くよう指示する。いつものクールな表情が崩れるひびきの様子が大変におかしかった。