アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

少女たちは荒野を目指す 1話

「少女たちは荒野を目指す」の第1話から。

一言では語り尽くせない初回。

粗筋

高校生の北条文太郎(ぶんたろう)はある日、クラスメイトの黒田砂雪に、2人で会って話したいことがある、と休日に会う約束を交わす。約束の日、文太郎は砂雪と待ち合わせ場所のテーマパークで一日遊んだ後、砂雪から今日集まった意図を聞かされる。それは、新入生歓迎イベントで演劇部の発表の脚本を担当した文太郎の才能を見込んで、砂雪と共に美少女ゲームを作ろう、というものであった。

所感

コミックス、アニメ、PC ゲームというマルチメディア展開プロジェクトのアニメ作品初回。文太郎は人望はあるものの具体的に未来を描けていない。そこに熱い想いを持つ砂雪が登場したことで、文太郎もゲーム制作という道を進むようだ。夢を目指す少年少女の物語、と言ったところだろうが、早くも砂雪のゲームにかける情熱がひしひしと伝わって来た。期待だ。

今回のハイライト

砂雪が、ゲーム制作への自身の想いを語るシーン。

この世界は荒野よ。純粋なだけでは食い物にされる。ただ好きなだけでやっても生き残れない。野望を胸に燃やす者のみが、この過酷な荒野で、夢に挑むことができる。

詳細こそ見えないものの、タイトルへの言及とゲーム制作への真剣さが伝わり、胸が熱くなった。