奇異太郎少年の妖怪絵日記 1話
「奇異太郎少年の妖怪絵日記」の第1話から。
賑やかで穏やかな初回。
粗筋
少年、奇異太郎と座敷童、すずは各々多くの妖怪を率いて戦う。しかし、その規模の一方、戦いの原因は太郎とすずの他愛のない口喧嘩。妖怪たちは体力を使い切り、倒れてしまう。太郎はその巻き添えを食らい、気絶。目を覚ますとすずが側におり、すずと共につまらないことで喧嘩をしていた自分たちを反省するのだった。
所感
同名漫画原作のアニメーション作品初回。妖怪大戦争、と始まったので血なまぐさい話になるかと思いきや、実際は賑やかな妖怪たちと共に太郎たちが平和の素晴らしさを語るという和やかな雰囲気。妖怪版日常系、とでも言ったような作風である。それを象徴するように妖怪たちの色々な表情が見られる。戦いの最中の真剣な表情、戦いの終わりのユーモラスな表情、そして酒を酌み交わし楽しそうにしている表情。太郎とすずの語りも相まって妖怪の日常という独特の雰囲気が醸成されているように感じられた。