アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

舟を編む 1話

舟を編む」の第1話から。

辞書が始まる初回。

粗筋

株式会社玄武書房辞書編集部主任の荒木公平は、新しい辞書「大渡海」(だいとかい)を編纂するため、それに適する人材を求めて社内を巡るが、中々見付けられず編集部に戻ってくる。すると、同部所属の西岡正志から営業部に所属する馬締光也(まじめ みつや)についての話を聞くと、馬締に光るものを感じ、営業部に向かう。そして、荒木は馬締と言葉の定義について問答を行うと、馬締に辞書編纂向きの素質があることを確信し、辞書編集部へ誘うのだった。

所感

同名小説のアニメーション化作品初回。今回は荒木が馬締と言葉の定義について話すシーンが面白かった。辞書が好きな人間なら一度は引いたことのあるであろう、身近過ぎてかえって説明しづらい言葉の定義。馬締は、それらを意識せずにあくまで一般的に表現しようとする。馬締の、その言葉に対して持っている感覚は確かに辞書編纂に使えるであろう。荒木の直感恐るべし。そんな荒木と馬締の辞書編纂がどうなってゆくのか。楽しみだ。