アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

魔法少女育成計画 8話

魔法少女育成計画」の第8話から。

暴走開始の回。

粗筋

シスターナナとヴェス・ウィンタープリズンは同志を求めてスイムスイムたちのねぐらへ赴くが、スイムスイム、たま、ミナエル、ユナエルの襲撃に遭い、戦いが勃発。その中でヴェス・ウィンタープリズンとユナエルが死んでしまう。

一方、トップスピードとリップルはカラミティ・メアリから奇襲を受け、命からがら逃げ出す。すると、カラミティ・メアリはトップスピードたちをおびき寄せるためにある行動に出る。それは、魔法少女と関係のない一般の人々に手を出すことだった。

所感

カラミティ・メアリが一般人を何のためらいもなく手にかけたことに戦慄した。逃げたトップスピードたちを呼び戻すため、という自己中心的すぎる理由で、遂に殺人が始まってしまった。もはやそこにいるのは魔法少女とは名ばかりの殺人鬼。しかし、そんなカラミティ・メアリを魔法少女に抜擢したとき、ファヴはこんな言葉を放っていた。

適正基準は人それぞれ違うポン。同じ個性ばかりじゃ摩擦も起きにくいポン。

これは「摩擦を起こすために違う個性、即ちカラミティ・メアリを選んだ」と捉えることができ、ファヴが魔法少女間に摩擦を起こす、身も蓋もない言い方をすれば魔法少女たちを争わせるために動いていることを示唆している。ファヴは何が目的なのか。そもそも目的があるのか。残りの話数も少なくなってきた。謎の解明が待たれる。

一方、大切な人を失くす魔法少女が増えてきた。今回だけで、シスターナナがウィンタープリズンを、ミナエルがユナエルを、それぞれ失っている。悲しみ方は人それぞれだが、故人が戻ってこないことによる悲しみは共通しており、そのシーンを見ている側の涙腺を緩ませる。