アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

恋愛暴君 1話

恋愛暴君」の第1話から。

まともな恋愛感性の持ち主僅少の初回。

粗筋

ひょんなことから高校生「藍野青司」は、名前を書き込まれた者同士が付き合い始める「キスノート」を持つキューピッド「グリ」によって、学校のアイドル「緋山茜」、茜に恋慕する茜の実妹「黄蝶ヶ崎柚」(きちょうがさき・ゆず)、そしてグリ本人との四角関係に巻き込まれるのだった。

所感

同名コミック原作のアニメーション作品初回。恋愛という感覚を知らないグリ、青司のためなら人を殺めるのを厭わない茜、そして実姉に本気で恋する柚、というトンデモ恋愛感性を持ったヒロインたちとの色恋沙汰が面白い。特に茜のヤンデレ振りは以下の通り凄まじく、そのインパクトのあまり視聴中終始笑いっ放しだった。

  • 「ちょっと脅してやろう」レベルでなく明らかな殺意を持って青司に迫る女性に襲撃
  • 次から次へとナイフを取り出す
  • キューピッドだろうと一般人だろうとお構いなし
  • 身のこなしが殺人稼業の人間のそれ

そんな茜の主な標的が不死身のグリや青司なのは、罪に問われることがない分、茜にとっては幸いだろう。しかし、柚などの一般人も狙うことがあるようなので、青司には校内から犯罪者が出ないためにも奮闘してもらいたい。

一方のグリも、自分のオタク趣味の延長上で男同士をキスさせたり、茜のナイフが頭を両断しながら平然としていたり、とやっぱり面白いキャラクタ。時折挟まれる変顔もたまらない。まともな女の子が少なく、自らの命さえ危ぶまれる状況になった青司。色々大変だろうが頑張れ。