アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

おそ松さん(第2期) 1話

おそ松さん」(第2期)の第1話から。

やっぱり一味違う初回。

粗筋

再びテレビアニメーションになった6つ子は、堕落した未来の自分たちを見てちゃんとしようとするが、それもうまくいかず、八方ふさがりのまま、無職の大人になってしまった。

所感

2015年10月から2016年3月まで放送された、同名アニメ作品の2期。1期がそうであったように白黒の「おそ松くん」から始まったのが面白い。

本作の特徴たる、下ネタ、エロ、パロは、今回は控えめ。その代わり、驚きのネタが仕込んであった。「ちゃんとした6つ子」である。

おそ松はまだ良い。文字通り絵に描いたような「ちゃんとした所帯持ち」になっているだけだからだ(それでも従来の「おそ松さん」からすれば大変な驚きではあるが)。ぶっ飛び始めるのはカラ松が「ちゃんとしたSF」として改造人間になっていることが判明してからである。続くチョロ松とトト子は90年代風アニメ、一松はアメコミ風、十四松はクレイ風3DCGと来て、トド松に至っては実写である。そんな面々が同じ画面の中にいるのだから、もはや何の作品だか分からない。正に混沌そのものである。1期の初回はパロディを、これでもか、と言う程入れ込み、話題を呼んだ。今回はそれとは趣向こそ異なるものの、勢いは健在の様子。1期と同じ、奇想天外な作品が期待できそうで楽しみだ。