アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

宝石の国 1話

宝石の国」の第1話から。

鉱物な初回。

粗筋

鉱物の体の人間たちを月人が狙う世界で、フォスフォフィライトは体の硬度が低く、博物誌の編纂を任ぜられていた。その過程で、鉱物を駄目にしてしまう毒を出すシンシャが、もう戦いたくない、月へ行きたい、と願っていることを知り、もっと楽しく彼にしかできない仕事を見付ける、と約束してしまうのだった。

所感

同名コミック原作のアニメーション作品初回。近年増えてきたセルルック3DCGによるキャラクタたちが可愛く、視聴していて目を引く。また、今作の大きな特徴である「体が鉱物でできていること」による光の処理(例えば「頭髪」の色が服に投影されている、など)が綺麗で画面に映える。とにかく視覚的に飽きない。これは映像作品において大きなアドバンテージである。

キャラクタたちも色々な個性を持っており、興味深い。中でも今回スポットライトが当たったフォスフォフィライトは、言動は単純ながら、同時にシンシャの毒にもひるまず行動できる豪胆を持つ、ザ・主人公。そんなフォスフォフィライトは、できるかどうか分からない約束をしてしまい、頭を抱える。今後どんな行動に出るか。期待したい。