ブレンド・S 1話
「ブレンド・S」の第1話から。
素地が良かった初回。
粗筋
目付きが悪いことを悩む女子高生、桜ノ宮苺香(さくらのみや まいか)は、イタリア人、ディーレの申し出で彼が店長を務めるカフェ「スティーレ」で働くことになった。スティーレは、ホールスタッフが「役」を演じるコンセプトカフェで、先輩スタッフの日向夏帆は「ツンデレ」、星川真冬は「妹」を担当。その他に、キッチンスタッフの秋月紅葉がいる。その中、苺香は「ドS」を担当することになり、好評を博す。
所感
同名コミックが原作のアニメーション作品初回。苺香のキャラクタに心惹かれた。苺香は自分の目付きの悪さをコンプレックスに持ちつつも、それを活かしてスティーレでドSキャラになり切る。職業としてそれを演ずる、というのは、バイト初心者にはハードルが高そうに思えるが、苺香はそれを難なく、と言うより「素」の状態でこなす。基本的には世間知らずな様子の苺香が「役」になった途端、元からそうであったかのようにドSキャラとなるのが面白い。意外とそういう一面があるのかも知れない。
そんな苺香がスティーレで働き始めた位のところまでが描かれた初回。次回はどんな話になるのか。期待したい。