アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Re:ステージ! ドリームデイズ♪ 5話

「Re:ステージ! ドリームデイズ♪」の第5話から。

グループ名が決まる回。

粗筋

メンバーも揃い、プリズムステージへの申し込みをしようとした謡舞踊部の面々は、グループ名と曲が必要なことに気づき、まずは曲を手分けして作ることに。舞菜と紗由、かえと香澄、瑞葉と実に分かれて作業したのち、部に持ち寄ったものの、作詞をしてきたのは舞菜たちだけ。それでもかえたちが曲を作ってきたことで歌詞を乗せることができ、何とか曲として完成。グループ名も実の発案でKiRaRe(キラリ)に決まり、謡舞踊部改めKiRaReはプリズムステージ申し込みの準備を終えたのであった。

所感

今回は舞菜たちが曲作りをするシーンが、それぞれのペアのカラーが出ていて面白かった。

舞菜と紗由は、紗由のポエムノートを手掛かりに作業していくが、ポエムノートのタイトルが「私の詩(うた)」であるというところから始まって、中身も中学生が作っていそうな感じのポエムが続き、しかもそれを紗由自身が関知しないタイミングで舞菜に朗読されてしまう。劇中でも紗由がその恥ずかしさからのたうち回っていたように、考えるだに悶絶してしまいそうである。しかし、その内容は意外にも舞菜に好評で、それに気をよくした紗由主導で、延々と紗由のポエム朗読タイムに突入。どんな紆余曲折を経て、メルヘンな雰囲気のポエムからJ-POPの詞ができたのか、機会があれば見たいところである。なお、ポエムに関する紗由のリアクションがやたらギャグめいており、笑ってしまった。この手の演出が好きな人にはおすすめしたいシーン。

一方、かえと香澄は、ひたすらDJプレイをするかのような独特のスタイルで作業に臨んでいた、いや、クラブミュージックのような曲調のBGMに合わせて踊り狂っていた。そのテンションたるや、劇中でも香澄が「ついあらぬ方向に熱中してしまってね……」と語っていた通り、踊っていただけなのでは、と思いたくなるほどである。この調子で曲を作って来られたのは、一体どういう経緯の末なのか、舞菜たち以上に謎である。

最後の瑞葉と実に至っては、しゃべっていたと思ったら、いつの間にか実のアイドル論、果ては愚痴に発展していた。それで夜遅くなったということなので、恐らく本当にしゃべっていただけなのだろう。要するに成果ゼロ。この先のこの2人の見どころに期待したい。