アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

星合の空 聖地巡礼記録

テレビアニメーション「星合の空」。その主な舞台となっているのが東京都大田区と知って聖地巡礼をしてきた。詳細は以下の通り。

なお、このエントリでは比較・研究の目的で劇中の画像の一部を引用しており、引用画像の著作権は全て「赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会」に帰属する。

雪が谷大塚駅

まず訪れたのは「御崎駅」のモデル、東急電鉄池上線 雪が谷大塚駅。御崎駅は作中ではキーの駅となっているようで、第5話で御崎学園、第8話で旗の丘中学校にそれぞれ向かう際の集合場所として出てくる。


図1-1:駅の南口付近。第5話で男子ソフトテニス部が集合していた。因みに昼間は商店街が近いせいか人通りが多く、人のいないタイミングを狙うのが難しい。





図1-2:改札。第8話での集合場所にして、女子に扮した眞己と悠汰が現れた場所。





図1-3:改札の正面。第8話Bパート冒頭の背景。







図1-4:改札向かって左側(西口方面)。第8話の集合場所で柊真の背景となっているのはこちら。





図1-5:改札向かって右側(南口方面)。第8話で集まった男子部員と夏南子が進んで行ったのはこちら。





図1-6:南口への階段。眞己たちはここを降りて旗の丘中学校へ向かった。

清明学園

次は「御崎学園」のモデルでありクレジットもされている学校法人清明学園へ。雪が谷大塚駅からは徒歩10分ほどのところに位置している。こちらは第4話で桜井が練習試合の段取りをつけるところを皮切りに第7話Aパートまでを中心に劇中に出てくる。なお、劇中に出てくるのは主にテニスコートの風景だが、清明学園の敷地内となり立ち入ることが出来ないため、今回は公道から見ることが出来る箇所のみを訪問した。





図2-1:清明学園校門。第4話で桜井が御崎学園を訪問するシーンや、第5話で夏南子が男子ソフトテニス部を待つシーンに登場。





図2-2:清明学園校門アップ。第5話で眞己が「(御崎学園の)テニスコートどこ?」と言っていたシーンに登場。





図2-3:清明学園テニスコート脇の道路。第5話で男子ソフトテニス部と夏南子がテニスコートに移動する際に登場。「男子団体戦優勝」の旗まで再現されている。

雑色商店街

雪が谷大塚駅から池上線で蒲田駅乗り換えを挟み、京急線で1駅目の雑色駅すぐ近くにある商店街は劇中で眞己たちが通行していた場所だ。駅の近くということもあってか、平日の昼下がりでも人通りは多く、活気づいていた。立ち並ぶ色々な店を見てみるのも楽しいだろう。





図3-1:雑色商店街にあるパン屋「リヨン クローバー」。第10話で眞己がアラシにそうめんチャンプルーをせがまれていたのがこの店の前。



図3-2:リヨン クローバーのコッペパン。サンドする中身を店頭で選んで注文する形になっており面白い。写真はあんこ+マーガリンサンド。美味。



図3-3:総菜を店頭販売する店もあり買い食いもできる。写真は「デリカキング 雑色店」のコロッケ。

六郷水門

本作において度々登場する六郷水門。雪が谷大塚駅からは約7㎞、最寄の雑色駅からも1㎞弱、とややアクセスしづらい場所に位置しているが、作品の雰囲気を味わうには外せないスポットだ。訪問した日の天候が良かったためか、ジョギングする人、ベンチに座って川を眺める人、通行路として使用している人、など色々な人を見ることが出来た。なお、劇中に登場する箇所が多いため、今回は構図の異なる6箇所に絞って掲載する。





図4-1:多摩川から六郷水門を右に見たところ。引用画像は第4話で眞己たちが練習メニューについて話すシーンより。





図4-2:多摩川から六郷水門を左に見たところ。引用画像は第4話で眞己たちが解散する直前のシーンより。





図4-3:土手から六郷水門を右に見たところ。引用画像は第1話で眞己が柊真から部への勧誘を受けるシーンより。





図4-4:六郷水門の背後。引用画像は第1話で眞己が柊真から部への勧誘を受けるシーンより。丸く囲まれた「郷」の字*1が特徴的。





図4-5:土手から六郷水門を左に見たところ。引用画像は第1話で眞己が柊真から部への勧誘を受けるシーンより。





図4-6:土手から六郷水門脇の階段を見下ろしたところ。引用画像は第8話で夏南子が眞己に声を掛けられるシーンより。

対岸からの風景

正面から見ようとして対岸に渡ってみたが、川辺に草が茂っており撮影は難しい状況だった。



図4-7:対岸土手より遠くに六郷水門を望む。

因みに、六郷水門のある方とは多摩川を挟んで逆になる川崎市側の国道15号寄りには、国の登録有形文化財「川崎河港水門」がある(参考:wikipedia:川崎河港水門)。



図4-8:川崎河港水門。水門を構成するタワー頭頂部の装飾が特徴的。

アニメイト 蒲田店

巡礼最後はアニメイト 蒲田店へ。劇中に出てくる聖地ではないが、志城南中学校 男子ソフトテニス部のユニフォームや、制作スタッフの寄せ書き色紙、キャストのサイン入り軟式球が展示されており、ファンならば見ておいて損はないだろう。なお、キャストのサイン入り軟式球のみ撮影NGとなっている。



図5-1:ディスプレイ上部。ポスター、本編映像、ユニフォーム上衣が掲げてある。パンフレットや「大田区がモデルとなっています!」と書かれたPOPも。



図5-2:制作スタッフ寄せ書き色紙。原作・脚本・監督の赤根和樹やキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの高橋裕一を始め、原画、動画、色彩設計に制作進行まで様々な人たちのメッセージやイラストが集まっており見応えがある。

最後に

劇中の風景の再限度がとても高く、しかも今回訪問した場所は比較的狭い範囲に固まっているので聖地巡礼に持ってこいだろう。晴れた日などは男子ソフトテニス部に思いを馳せつつ回ってみてはいかがだろうか。

*1:地元である旧六郷町の町章( 大田区ホームページ:六郷水門 より )