アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

アイカツ! 110話

アイカツ!の第110話から。

凍ったデザイナーの心が熱くなる回。

粗筋

アイカツ先生」の演技に納得が行かず悩む珠璃は、かつて同じように悩んでいたという母で女優の可憐からブランド「Sangria Rosa」の話を聞き、プレミアムドレスを求めてあかりたちとトップデザイナーのエンシエロ篤に会いに行くことに。探し回ること数か所目、エンシエロを見つけることに成功するが、エンシエロはデザインへの情熱を失っており、ドレスは作れないと言う。それでもエンシエロから熱いものを感じた珠璃はエンシエロの心を再び熱くさせようとあかりたちと試行錯誤するがうまく行かない。万策尽き、珠璃は諦めかけるが、意を決したように突然フラメンコを舞い出す。それに惹かれるようにしてエンシエロは珠璃の元へ。珠璃はエンシエロに熱いものを感じたことをエンシエロに告げる。それに感じ入った様子のエンシエロは珠璃と共に舞い、デザイナーとしての初心を思い出す。そして、珠璃にプレミアムドレスを作り、珠璃はそれをまとってお披露目ファッションショーに出演。そして、それに鼓舞されたように「アイカツ先生」の演技も一層熱くなるのだった。

所感

心が冷えたデザイナーと言うのが新しく、それを珠璃が熱くさせるというのが信頼関係の礎になっているように感じられた。

それにしても珠璃が踊り始めてからエンシエロが熱い心を取り戻すまでが面白かった。珠璃の口には本来はない薔薇の花が浮かび、キメ顔で薔薇をくわえている様子が何だかおかしかった。また、エンシエロがいきなり珠璃と踊り出したのも突然の出来事で驚き、何故か笑えた。

「Sangria Rosa」は「血のように赤い薔薇」といった意味だろうか。エンシエロのハートに熱い血潮が流れて良かった。