アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プラスティック・メモリーズ 13話

「プラスティック・メモリーズ」の第13話から。

最終回。

粗筋

アイラの最後の日。ツカサとアイラは部屋の片付けを終え、早朝のオフィスへ赴くが、カヅキに退社を命ぜられ、遊園地で2人の時間を楽しむ。そして、アイラから指輪を渡され、アイラを機能停止させるツカサの目には涙があふれるのだった。

それから9か月。ツカサは新たなパートナーを迎え、今日もターミナルサービスの業務が始まる。

所感

最期までツカサとアイラが仲睦まじく過ごせたのが微笑ましく、同時にそれが切なさを感じさせた。また、終わりを迎えるアイラに真摯に向き合おうとする一方で別れることに心を奪われる瞬間があるツカサをアイラがフォローする様子に愛情を感じた。大切な人と、いつかまた、巡り会えますように。

総感

近未来の世界を舞台に、「ギフティア」と呼ばれるコミュニケーションアンドロイドとそれを取り巻く人間たちの交流を描いたラブコメディ。序盤から中盤にかけてはコメディ色、終盤にかけては恋愛色が強いムーディーな場面が多い構成となっており、カラーの変化を楽しめる。人間でないギフティアがいるが故に人間臭さが感じられる、という演出がなされており、ヒューマンドラマとしても面白い。