アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 95話

「プリパラ」の第95話から。

みれぃが奮闘する回。

粗筋

ジュルルがジュリィであることが判明したことから、いち早くジュルルを成長させるべくみれぃはジュルルの育成を買って出る。完璧な育児を目指すものの、思い通りにならないことが続き、みれぃは憔悴する。そんなとき、みれぃは自分が赤ん坊だったときのことを自分の母から聞き、育児が完璧でなくて良いことに気付き、調子を取り戻す。そして、らぁら、そふぃと共にライブを行うと神チャレンジライブがスタート。スーパーサイリウムコーデを手にするのだった。

所感

今回印象深かったのは以下の点。

  • みれぃから悪い意味でのきつさが抜けた
  • 雨宮の観察眼と妄想

みれぃが規律に厳しいのは知られたこと。それだけに理想を求めるあまり育児ノイローゼになってしまったのも無理はない。それだけに母親を通じて「子供の笑顔が一番」というのを知り、丸くなったのが印象的だった。柔和なみれぃの笑顔に幸あれ。

一方、雨宮が変態的に凄い。髪の後れ毛の本数からみれぃの不調を感じ取り、ジュルルを一目見ただけでみれぃと自分の間の子だと妄想し、自分の老後まで考えてしまう。このシーンでは宇宙を背景に DNA をイメージさせる螺旋、雨宮とその妄想イメージが目を奪い、そして小田和正の「言葉にできない」が流れ、とどめに雨宮は光となって消える。雨宮が妄想しているだけ、という内容と壮大な演出のアンバランスさに笑ってしまった。